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電池蓋の左右の爪は、本体を落下させたときに割れてしまうことがよくあります。
写真の左が割れたものです。
これは、落下時の衝撃で電池が飛び出す際に蓋を内側から押し開けるためです。
爪が一本無いだけでも、電池蓋が開いてしまい、使い難くなります。 |
爪があれば再度取付けも可能ですが、紛失してしまうことが多いため、プラリペア
で型取り成型したり、ピンで簡易補修します。
挿入状態は良好です。
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この写真は、液晶のラッチ(留め)部の爪の戻りが無くなってしまった状況の爪割れ状況を示しています。
左右に伸びた髭のような部分が戻りのスプリングを形成していますが、樹脂製であるため、長年の使用により折れてしまいます。
これにより、液晶が固定されず、不意に開いてしまいます。修理例 |
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裏側の補助電池近くのネジ穴に入った割れです。
数年使用すると、多くの200LXに生じます。
このまま割れが進むと、筐体の締め付けが悪くなります。
補修例 |
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ヒンジ割れ(首折れとも言う) |
ヒンジが硬い個体に生ずるヒンジ割れ。
右側のヒンジのみで、液晶の位置を規定する設計となっている 200LXの持病とも言える症状です。
修理例
ヒンジ内部の割れ 別の例
分解してわかる亀裂 |
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電池部付近の割れ |
落下させたとき等に生じます。
この割れによる直接の不具合はありません。 |
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背側面部割れの修理
組み上げの際に無理な圧力がかからないようにトリムします。 |
この部分は、ヒンジの軸筒部を挿入する切り欠き周辺であり、肉厚が少ないことから割れやすいものと思われます。 したがって修理もしっかり内側からプラリペア
を盛ります。
補修後 補修例 |
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キーの保持部割れ |
割れが生ずると、キーが戻らなくなるため、打ち難くなります。
修理例 |
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裏蓋を留めるネジ部の割れ
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この割れが生ずると、ネジを締めても筐体が締まらないため、コネクタに接触不良を生じキーボードの認識不良になります。修理例 |
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こ写真は、補助電池のホルダ金具の半田割れを示しています。
わかりにくいですが10%位の200LXに生じているように思えます。 半田部は他にもあるので、この割れが直接接触不良を起こすわけではありません。 しかし不良の可能性を高めます。
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修理は、再度半田付けをすれば良いのですが、半田吸い取り線を短く切って、補強材とします。故障例 |
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拡大させると割れがわかります。 |
液晶を開閉するときにガタが大きい場合、液晶のヒンジの支点となる差込部に割れか生じています。
これにより支点自体が開閉方向に動いてしまい、大きなガタとして感じます。
特に首折れが生じるような硬いヒンジでに多く生じます。
割れ全体をプラリペア
で覆って割れの進行を防止するとともに、ヒンジの硬さをやわらげることで修理とします。
修理例 |
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これは液晶の左上隅の割れです。意外に気づきにくいところです。
完成後に発見することがあり。
再度全分解になってしまいます。 |
修理は内側からプラリペア
を乗せます。
(2006.02.24) |
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電池蓋の中央部が取れてしまったものです。
取れないまでも割れが入ることがあります。
これは電池蓋を取る際に硬いことに起因します。
組立てが悪いこともあります。
修復例(2006.05.30) |
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これは、外部からは見えませんが液晶が大きくがたつく場合に生じています。
写真では破片が紛失しています。 |
修理で、単にプラリペア
を盛るだけではすぐに割れてしまいます。
そこで、補強用の線材を入れて補強します。
補修例(2007.10.28) |
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この割れも、液晶のガタ付きに影響します。
割れにより、筒部液晶枠を押さえつける力が弱まり、ガタ付くわけです。 |
小さなガタを気にしなければ、補修の必要はありません
。
しかし、全体として強度が落ちますので、補修した方が良いと思います。
補修例 (2007.10.28) |
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これは、筐体キーボード部の前面に割れが入る例です。
この部分は液晶のラッチが入るため、溝状に穴が開いています。
このため、応力が集中しやすく、衝撃等で割れが生じます。 |
この割れは、液晶のラッチが外れやすくなるばかりでなく、全体のゆがみにも影響します。
補修例(2007.10.28) |
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ヒンジ部の両端に挿入されているキャップの割れです。
写真では4個写っていますが、いづれれも二つに割れています。 |
キャップが無いと、外観が悪くなり、ヒンジ端が突起部となって引っかかるようになってしまいます。
補修例(2007.12.31)
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カード挿入部の割れです。
修理しなくても当面は問題ありませんが、いずれ割れが広がると思います。 |
ここでも、やはりピアノ線を用いて補修します。
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