hp200LX 故障例 : ヒンジ部の内部割れ (ないぶわれ)
一見何の問題も無いように見えるものでも、分解して詳細に点検すると、亀裂を生じているものが良くあります。
以下は、そのような正常動作していた個体における亀裂の実例です。
この部分は、右側のヒンジ部の分解写真です。
最もストレスのかかっている場所であり、頻繁に亀裂を生じます。
一見何の問題もありません。
ところが、指で力を加えると、亀裂が全幅の半分程度まで生じていることがわかります。
このままでは、数ヶ月で亀裂が全幅に達し、破断(首折れ)に至ります。
このためこのような亀裂があった場合には、
ピアノ線と
プラリペア
で補強
します。
この例は、別の個体です。
液晶の内面枠の右側ヒンジ部に、分解してようやくわかる亀裂があります。
この部分も、繰り返し疲労に弱い部分です。
(追加2007.08.06)
ヒンジ割れ修理最新版
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