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これが割れの状況です。
かろうじて一部でつながっています。 |
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まず表面をマスキングします。
これで、表面を傷つけたり、接着剤が染み込むことを防止します。 |
表面には接着剤を塗布しません。
これにより、比較的良好な仕上がりを得られます。 |
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裏側に下処理として、ルーターをかけます。
これで割れの部分の表面積を増やして、接着剤の効果を高めます。 |
ルーターを用いず、彫刻刀で削っても良いです。 |
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接着剤の硬化後の強度を増すためにグラスファイバー片を少し置きます。 |
割れがひどいときは、接着剤で仮修理したのちに、ピアノ線をスプリング状に曲げたものを補強材として使用します。 |
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接着剤(プラリペア
)を塗布します。
厚すぎず薄過ぎず適度に盛ります。 |
スプリングを入れたときのプラリペア
硬化後状態です。 強度は相当に増します。 |
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2005.12.15 追加
プラリペア
のみ(補強なし)で修理をした200LXを落下させた際に、修理部から破断する事例がありました。
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分析してみましたところ、プラリペア
の修理では、材質が筐体の材料に比較して硬いため、柔軟性に欠け衝撃に弱いことがわかりました。 そこで、筐体の一部を補強材の材料として修理する方法を取り入れました。
「柔能く剛を制す」の考えです。
(2007.01.22現在、この方法は使用していません。 段差部で割れた例があるため。現在は、スプリング挿入+ピン挿入です。) |
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マスキングを剥がした仕上がり写真です。
片側だけの接着ですが、強度は十分です。
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修理部に強度を更に増すために、ピン(針)を挿入します。
(破損状況に応じて2〜3本)
挿入法
・ドリル(0.4mm径)で下穴を開け
・ピアノ線(0.35mm径)を挿入。
割れの部分を5mm程度超える長さ |
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液晶の前面枠のヒンジ部分にある突起をカットします。
これは首折れ部の修理によって、生じた接着剤の厚みを調整して歪み無く組み上げるためです。 |
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割れの再発⇒ さらなる補強 2009.01.11
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