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 hp200lx 不具合例: 電池蓋(でんちぶた)が外しにくい
故障とまでは言えませんが、困ることがある現象です。
電池を交換しようとしても、電池蓋が外せません。
無理に引っ張ると、蓋の爪を壊してしまうこともあります。
電池蓋は中央の爪でロックされる 電池蓋(バッテリーカバー)は、中央の爪部で内部に嵌(は)め込まれて固定されます。
外すときは、中央のギザギザ部を押し込んで嵌め込みを解いて引き抜きます。
このときに嵌め込みが強い場合に抜き難く(外し難く)なるわけです。
爪のロック部を内部から見る。これは挿入の途中爪がしっかりロックされたところ。■(四角)と■(四角)の結合となるので外し難くなる この写真は、中央の爪部を内部から写したもので、嵌め合いの途中と、嵌りこんだ状態です。

この嵌め合い状態を解くには、本体側の嵌め合い角を乗り上げるまで押してやらなければなりません。
しかし、十分に押せるだけの隙間が無いため、嵌め合いがはずれないことになります。
一方の角を削ることで▲(三角)と■(四角)との結合にして、抜きやすくする。 嵌め合いを楽に解けるようにするには、本体側か、蓋側の嵌め合う部分の角をとってやれば良いわけです。
本体側は分解が必要なので、蓋側を少し削ります。
これで、抜く際の最初のひっかかりが取れるので、電池蓋を楽に引き抜けるようになります。

 尚、電池の電極の挿入不良によって、蓋が外し難くなることもあります。

めーる

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