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 hp200LX 欠損した電池蓋中央突起部の修復()
これは電池蓋の中央部が欠損した例です。
欠損は、電池蓋を取る際に硬かったり組立てが悪かった際に、抜けにくい蓋を無理に外したため等です。
こうなると、蓋としての役割は全くはたせず、蓋はすぐに落ちてしまい、挿入することができません。

以下は、この状態から、使用に耐えるまでに修復する例です。
中央部が欠損しています 電池蓋の中央部が、根元から完全に取れて紛失しています。
補強用の鉄筋を形成 まず0.35mm径のピアノ線で、鉄筋を形成します。
ピアノ線は0.4mm径のドリルで下穴を開けてから挿入します。

この際に斜めに穴をあけることで、引っ張りに耐えるよう考えます。
良い蓋から、中央部の型を取る 正常な蓋から、修復剤プラリペア (登録商標)の「型取くん」で型を取ります。
欠損した蓋に型を付けて<A href=プラリペア を流し込む"> 取った型に、ピアノ線を入れた欠損蓋を嵌め込み、プラリペア を流し込みます。
最初に粉の状態で入れ、液体(溶剤)を注ぎます。
バリを取って仕上げる 型を外し、バリを取って滑らかにします。
裏蓋に実際にはめ込んで、感触を調整して完成です。
完成例 この電池蓋は、別の修復例ですが、現在使用してしている200LXに使っています。
4日程度で電池を交換(バックライト機)していますが、まったく問題ありません。

(2006.05.30)

めーる

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