hp200LX 本体前面ラッチ部の割れ補修 (筐体割れ)
この割れは、本体の前面中央部です。
液晶のラッチが上部から填(はま)りあう部分であり、溝があるため、薄くなっています。
一度割れが入ると、少しずつ他の部分に広がっていきますので、食いとめる必要があります。
割れは、写真のように、指で力を加えると上下にずれることで解ります。
内側から見ると、割れが横方向にまで広がっています。
補修では、他の割れと同様に線材(ピアノ線)と、
プラリペア
(登録商標)
を使います。
割れを押さえ、またピアノ線が動かない動かないように、ピンセットで固定しています。
溶剤が乾くまでピンセットを押さえていると、指が疲れますので、ピンチ(押さえ挟み)を使います。
この写真は、補修後の様子を内側から見たものです。
横に入った長いワイヤによって、筐体のしなやかさを失わない補修が行えなます。
(2007.12.21)
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