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症状 |
説明 |
原因 |
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液晶を見やすい位置に保持できない。
開きぎみにすると自重で落ちて更に開いてしまう。 |
液晶に保持力を与えるヒンジ機構が弱く、液晶部の重さを保持できないため。
補修:ヒンジの隙間に、適度な摩擦力を持つ特殊テープ(薄いガラステープ)を挿入して保持力を補助します。
これによるヒンジ部への悪影響はありません。(ヒンジ部への荷重に関する説明)参照
この方法は、ヒンジ部を分解しないで調整する簡易法であり、ヒンジ圧調整をすればテープ挿入は不要です。
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また、ヒンジの内部にテープを入れる方法もあります。 分解の必要がありますが、こうすると保持感が向上します。 |
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左の写真は、 上記の特殊テープは入手が難しいので、どこででも入手できる事務用品を使用するものです。
左のヒンジの隙間に、ポストイット(粘着部付き付箋紙)を挿入するものです。
幅15mmのポスト・イットの粘着部を写真での、右下にして、ヒンジの隙間に挿入します。
枚数は適宜決定しますが、5〜8枚程度です。
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余分はハサミ(鋏)などで切断します。 |
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挿入した後が、この写真です。
これでも保持力が適度に増し、液晶が勝手に倒れる現象は改善されます。
(色は濃色の方が目立たないでしょう。 色を塗っても良いです。)
(ポスト・イットは、スリーエム カンパニーの登録商標第3200996号等です。)
(2007.02.04) |
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ポスト・イットは使用によって取れやすいので、分解せずに右側のヒンジでの保持力を少し強めにすることを考えます。
この場合、ヒンジ内の油分を除去することで、保持力の回復を狙います。
まずヒンジキャップを取り(隙間に爪を挟んで引き抜きます。)、アルコールを内部に浸透させます。
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軸を止める部分は外側から1cm程度のところ(白い部品)ですので、アルコール(度数が高い酒でも良い)を数滴垂らして浸透を待ちます。
アルコールが浸透して、油分が取れた場合(流れたとき)は効果が持続します。
軽い液晶倒れの場合は恒久策となります。 (2007.02.05) |
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