hp200lx 旧2MB機のメモリー 増設(拡張基板1MBを4MBへ)() |
旧(初期型)2MB 200LX機には、1MBのメモリ(RAM)拡張基板が挿入されています。 (前期型、後期型の見分け方) この拡張基板(ドーターボード)には512KB RAMが2枚付いているので、主基板の1MB RAMと合計して2MBを構成しています。 拡張基板には空きが無いので、512KBチップを2MBチップに交換することにより容量を増やします。 交換するチップは全体の大きさと、ピンの数が異なるため、そのままでは取り付けることができず、半分は手配線が必要になります。 これは、とても神経を使う細かい仕事になります。 この拡張を行なった4MB拡張メモリ基板を、主メモリ1M(2MB機)の200LXに取り付けると、合計5MBになります。 拡張例: |
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◎参考文献:Mobile PC 1997年10月号 P60-63 (ソフトバンク株式会社) |
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ホルマル線の処理に時間と神経を費やすので、細い素線(被覆の無い裸線)で直接接続してみました。 線間で接触しそうですが、顕微鏡下では十分な間隔があります。 ここでのこつは、配線部のICの足を極限まで短く切断することです。 こうすることで、配線の余裕が生まれます。 2個作ってみましたが、失敗無く作動しました。 この接続方法は、100LXでのメモリ拡張でも一部使用していましたので、信頼性は確認されています。 上の過程での(4)(5)が省略されますので、作業が楽になります。 この後、エポキシで固めます。 2009.08.03 ■部品頒布■ |
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