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 hp200lx 前期型、後期型の見分け方()
200lxの4種類の基板
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200LXには、発売当初から製造停止に至るまでの間に、大きく分けて4種類のモデルが存在します。
上の写真は、その4種類のモデルに搭載されている主基板であり、微妙な相違があります。

左から(1)前期型(初期型)1MBモデル(拡張基板用のコネクタが無い。写真では付いています。)
    (2)前期型(初期型)2MBモデル(1MBの拡張基板が付く)
    (3)後期型(最終型)2MBモデル(拡張基板用のコネクタが無い)
    (4)後期型(最終型)4MBモデル(2MBの拡張基板が付く)

これらの相違は、外観ではPC・1MB RAMといった液晶面の枠部表示で想像がつきますが、中古品やオークションでの入手品では、内部が入れ替わっていることもあり、明確ではありません。

 MB:Mega bytes メガバイト
 
分解せずに内部の基板を確認するには、debug(デバッグ)コマンドを使う方法があります。
debug commandをenterすると、入力待ち画面になる。
 dos画面に入り、debugと入力しENTERします。
(パスが通っていないときは d:\dos\debug と入力します)
すると、行頭に _ が表示されて入力待ちになります。 

(debug は、d:\dosに入っているdebug.exeを起動させるものであり、dosの外部コマンドです。)
d40:c8cb と入力すると結果が返ってくる
次に、d40:c8 cb を入力して(半角です) ENTERします。

これで、右側に二桁の数字が4個現れます。

終了するには、 Q を入力して ENTERします。
モデルと数字の対比
(1)前期型(初期型)1MBモデル      02 02 00 00 (主1MB 拡張なし)

(2)前期型(初期型)2MBモデル      02 02 02 02 (主1MB+拡張1MB)
   拡張基板に4Mを搭載して合計5M  02 02 08 08 (主1MB+拡張4MB)

(3)後期型(最終型)2MBモデル      08 00 00 00 (主2MB 拡張なし)
   拡張基板に4Mを搭載して合計6M  08 00 08 08 (主2MB+拡張4MB)
                          (2012.02.27修正

(4)後期型(最終型)4MBモデル     08 00 08 00 (主2MB+拡張2MB)
   16Mに改造したもの         08 00 20 20 (主なし+拡張16MB)

その他参考
100LX 2M                    02 02 02 02
200LX17M改造機(主1M、拡張16M)  02 02 20 20
200LX32M改造機(主0M、拡張32M)  20 20 20 20
200LX8M改造機(主2M、拡張6M)    08 08 08 08
200LX後期型34M改造機(主2M、拡張32M)08 00 00 80
200LX1M基板改造128M機(主0M、拡張128M)80 80 80 80
◎参考文献:Mobile PC (月刊モービルPC)1996年6月号 P43 (ソフトバンク株式会社)
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