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液晶側を下にして、底蓋を上から被(かぶ)せればそのまま入るのですが、いくつか注意点があります。
この底蓋が閉まらないで、そのまま送ってきた方もおります。
入らない(閉まらない)ときは、意外に入りません。
注意点は、A から F までの、6点あります。 |
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底蓋挿入時の注意点
(A 〜 E) |
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注意点 Aから E |
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A |
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シリアル入出力コネクタの
シールド紙の位置を調整
写真のように、90度になっていないと、
曲げてしまいます。
この状態は90度にはなっていますが、
正規の位置に嵌りあっていません。 これも直しておきます。 |
B |
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電池から基板への給電部が、
しっかりはめ込まれていること。
ここが外れていたり、ずれていると、
電池が使えません。 |
C |
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カード取り出し用スライド機構の、
先端が、写真のようにはめ込まれる
これが噛み合わさっていないと、
カードを抜けなくなります。 |
D |
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カード押し出し機構の爪の位置を、
黒い部分に近づける。
赤線の位置が良い。 |
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黄色の線の状態で、蓋を閉めると、
隙間ができてしまい、閉まりません。 |
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これが、カード押し出し機構の好ましい位置です。 |
E |
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電池の給電線は、電池側の溝に通します。
手前の溝に通すと、電池蓋が取れなくなります。 |
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注意点 F |
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この写真は、底蓋ではなく、キーボード側のものです。
金属片は電池の接地電極ですが、矢印の部分で溝に入っていません。
このままですと接地電極の写真右端が電池スプリングに当たってしまい、底蓋は浮いてしまいます。
写真右のように、接地電極を右端に当てて、溝にしっかり、はめ込みます。
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上記の注意点(チェックポイント)A から F を満たせば、底蓋を上から、ゆっくり被せるだけで、底蓋と本体とは、隙間無く組まれます。
電池側が浮くときは、少し押さえた状態で、カード取り外しノブを少し動かすと入ります。 |
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あとは、キーボードのコネクタ部分(A)の嵌め合い部と、電池電極の嵌め合い部(B)を押して、結合を高めます。 |
注意点 G |
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底蓋が閉まったので、ネジを締めれば良いのですが、
実は、この穴から、電池の基板への給電電極を押して、
基板上のV字型クリップに、嵌めこむ必要があります。
(プラス、マイナス両極ですので、穴は2箇所あります。)
これを完全にしておかないと、使用中にリセットする不具合を生じる恐れがあります。 |
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時計ドライバのマイナス先端にヤスリを入れ、V 字型に削ったものを使い、写真のような角度で給電電極端を押しこみます。
給電電極端が、基板上の電極に噛みあっていなかった場合には、パチンといった感触があります。
(なるべく穴の左端にドライバを差し込み、よく見て押します。)
ドライバの先端で基板を直接押し付け、部品を壊す恐れがありますので、慎重に行います。 |
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嵌(はま)りあう感触を確認するために、最初は底蓋を被せずに、時計ドライバを用いて挿入する練習をしておくと良いです。
この写真は、先端を加工したドライバです。 |
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先端加工ドライバで押してやらなくても、底蓋を外から押すだけで、給電部が問題なく填りあうこともあります。
填(はま)りあったかどうかを確認するために、底蓋を少し持ち上げて確認すれば完璧です。
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最後に、ネジ4個所を締めます。
写真では、トルクドライバーを使っており、一定の締め付けトルクで締めています。(0.14N・m / 1.43kgf・cm)
(0.14ニュートンメートル / 1.43重量キログラムセンチメートル)
これにより、ネジが適度に締め付けられ、緩みにくくなると共に、ネジ切れを防ぎます。
一度締めて少しならし、再度締めると確実です。
その後ゴム足を入れます。
(2006.07.15)(2007.01.14追加) |
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その他の注意点 |
組立後に音が出ないとき 別の例 |
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