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症状 |
原因 |
説明 |
事例1
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裏蓋は、4本のネジで留っています。 しかしネジは締まっていても、裏蓋とキーボードとの間に隙間が生ずることがあります。
原因は、ネジの力を伝えるプラスティック土台部が割れてしまうためです。
破損部の周りに接着剤を盛って補強することで修理とします。
補修詳細 |
事例2
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この例は、上の写真とは反対の部分のネジが効いていない状態です。
やはりプラスティックの土台部分が円周上に割れています。
どちらの例でも、隙間が大きくなると、キーボードへの接続部が接触不良を起こし、一部のキーが作動しなくなります。 |
事例3
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これは写真手前右側部分の内部割れの例です。
修理はエポキシ接着剤で行います。 |
事例4
ネジ取付け金具が浮いています。 |
これは正常な状態 |
この例は、本体手前側に2mm程の隙間が生じていたものですが、ネジをとめる本体側金具全体が浮き上がっていました。
また取付けネジにやや長めの代替品を使用していたことも加わって、キーボード コネクタが接触不良を起こしていました。 |
事例5
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左の写真はネジ部にわずかな隙間(1mm)程度が生じているものです。下の写真は修正後です。
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ネジはしっかり締められているのですが、受け部の土台部が接着剤で修理された際に生じた隙間です。
この例では、キーボードのFNキーを時々認識しなくなるという症状がでていました。
修理は土台の高さを削って調整します。
固定されていても、ここに隙間があるということは、キーボードコネクタの接点が完全に接触しないことになります。
つまり本体自体が、コネクタの一部を形成しているわけです。 |
事例6
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この例は、ネジ孔の淵部が削れてネジ穴自体が拡大してしまったものです。
ネジを締めても筐体を留める効果が無いので隙間が生します。
中央のこの写真は補修後のものです。 |
補修した部分を内部から見たところ。
熱で淵を溶かして形成し、プラリペア
で補強したものです。
やや見栄えが悪くなっていますが、内部で見えないところです。 |