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 hp200LX 外部電源が使えない (がいぶでんげん)
 最終点検で、外部電源が使えない症状が発生。
 特に修理の指摘は無かったのですが、このままでは返送できません。
 
 結局は挿入部の接触不良でした。
リード線に断線は無い  当初は、良くあるリード線の断線を想定して早速分解。
 しかし、断線は見られません。
 ジャックの端子から基板への導通を測定してみましたが正常。
 
 外部電源を接続して、基板の接続部(+)(−)で測定すると正常値12[V]のところが3[V]程度しかきていません。
 これで不良は基板側ではなく、フィルターの不良かジャック部の接触不良ということになります。
ヤスリで磨く ジャックを鉄ヤスリで磨いてみました。
これで測定すると一瞬良好になりました。
さらに紙ヤスリで磨く そこで紙ヤスリで入念に磨きました。
これで正常になりました。

ただし、外部電源の差し込みプラグを動かす(回す)とときどき不良になります。
これは正常な200LXでも見られる現象です。
この部分は、銀メッキが施されていると思われます。
このため酸化皮膜(絶縁体)を生じて接触不良を起こしやすいものと思われます。
完全な修理とするには、金メッキ(鍍金)をする等の処置が必要です。
(2007.01.06)

短絡の例もあります。

めーる

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