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 hp200lx 故障例 (外部電源が使えない)()
 200lxは、内臓電池の他、専用の外部電源によるAC100V(商用電源)からの使用ができます。
 また、充電池の使用時には充電を行うこともできます。
 
 以下は、外部電源が使用できなくなった例です。
黄色の矢印の部分で切れている 非常に分かりやすいですが、外部電源からの電線(リード線)が切れた例です。
これは組立て時に、フィルタ(電線の巻かれた丸い部品)の収納位置を調整する際に電線の根元に無理な力がかかったものと思われます。
修理は、切れた電線(根元)を再半田することで行います。

また後期型の200lxでは、フィルタの取付け位置に改良が見られます。
後期型(改良型)
後期型では、フィルタが電源ジャックの電極の隙間に綺麗に固定されていますので、ここで電線が切れることはありません。

エナメル線の赤が切れている
これは別の例ですが、
切れている場所が、写真のようにキャパシタ(コンデンサ)の角です。
おそらくフィルター(ドーナツ状の部品)の収納が悪く、エナメル線の引き回しが角にあたったまま基板が挿入され、切断に至ったものと思われます。
修理後 これは修理後(半田による接続)の写真です。
フィルターは、この位置になります。
(2006.12.13)
挿入時に挟まれる なお、基板を挿入する際に、基板と本体とに挟まれると、鋏(ハサミ)で切断されるような力がリード線に加わって切れることも考えられます。
(2007.01.14)

 
リード線が切れていなかったときはこの例 例2 を参考にしてください。

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