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 hp200LX 基板にバックライト用インバーターを組み込む
 基板上で、インバーター回路を組み立てます。

 (明るさ切換等、変形例がありますが、これはもっともシンプル(単純)な回路の場合です。)
薄いガラス基板 引き出し用等、回路の台キャパシタとダイオード
下準備:
(1)切れる基板(基板ICB-062)で、回路の台を作る。    
(2)HV823を裏返しにして、1MΩX4のスタック抵抗を貼り付ける。
(3)ダイオードとキャパシタを柔軟線で繋いで、共振を防止する。
基板に台を取り付ける絶縁
(4)回路台をエポキシで貼り付ける。
(5)基板上の電極露出部(赤丸)をエポキシで絶縁する。

細線 トランスをほぐして細線を取り出す制御線取り付け
(6)トランスから取った細線で、CPUの制御線を接続。 (できれば細い絶縁電線の方が良い。)
逆作用ピンセットでつかむと便利。 細線の切断にはデザインカッターを使用。


回路接続 回路拡大
(6)回路を組む。 電源はマイナス(−)は上部トランスから、プラス(+)は下部のダイオードから取る。
 
EL引き出し線 引き出し線接続
(7)ELからの引き出し線を接続する。 シールド(電磁遮蔽)はグランド(マイナス側に接地)


テスト 回路試験
(8)テスト: 
 電池を繋ぎ、コントロールインプットに電圧を加える(ピンセットで代用)すると、インバーターが作動して、ELが発光します。


最終回路保護 (9)回路を絶縁テープで被覆して完成。

 インダクタ(470μH)は、写真のように物理的にやや大きめですが、
 同容量で小さなものを使用すると、暗くなり、かつ消費電流は変わりません。
すなわち効率が悪いです。 これは内部抵抗で消費されるものと思われます。

 したがって、大きめ(内部抵抗の低いインダクタ)を推奨します。

 2008.10.15

めーる

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