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 hp200lx 故障例:ヒンジのスプリング飛び出し()
 液晶に保持力を与えるスプリング(巻きバネ)が、ヒンジ(蝶番部)の割れによって、飛び出してしまった例です。
 原因は落下などの衝撃や、素材の疲労が強すぎる内圧に耐えられなかった場合等が考えられます。

 これにより液晶は任意の位置に保持されず、いわゆるスカスカ状態になってしまいます。
 
 修理は、元の状態に戻すわけですが、部品が欠損する場合があるため、欠損部分を再現します。
 また、スプリングの圧力を下げて再発を防ぎます。

写真左:ヒンジからスプリングが飛び出しているところ(修理前)
写真中:液晶の全面枠のヒンジで、欠損部分をプラリペア (接着成型剤)で補修した後
写真右:液晶裏面蓋方向のヒンジ部。 縦に3箇所割れていたものを補修
スプリングが飛び出した状態透明に見える部分が、欠損していた部分を補修したところ3片になっていた部品を継ぎ合わせた状態



写真左:他の破損固体の修理例 
写真中:修理したヒンジ部 (ヒンジ組立て調整参照
写真右:修理組立て後(ヒンジキャップを付ける前)
他の修理例、この例では半周全部にわたって修復を行いました。バラバラの部品を補修して組み上げた状態。尚、補強のために金属線を埋め込んでいます。修理の最終段階。若干盛り上がった部分は、ヒンジキャップ側を削ることで装着を良くします。

めーる

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