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 hp200lx 液晶の横ライン抜け、横白抜け (よこしろぬけ)()
横抜けの発生原因は大きく分けて二つあります。
一つは液晶基板からガラス電極へ接続させるための液晶フレキ部の不良による横抜け。、
もう一つは縦抜け(縦の白抜け)と同様にLSIの足の半田不良による横抜けが原因です。

以下はLSIの足の半田不良による横抜けです。
横抜けの位置によって担当するLSIが決まっています。
太い横抜けの例 液晶面の横抜けを示しています。
このように比較的太い抜けが生ずる点がLSIの不良による横抜けの特徴です。
液晶表示部の基板面 横抜けに関する半田不良を起こすLSIは、全部で3個あり、この写真では右端の2個が見えます。
この二個のLSIは、液晶を横に3分割したときに最上段と、中段を担当しています。
ちなみに故障例では、中段を担当するLSIの足に半田不良がありました。
(写真の右下のLSI)
液晶基板内面 もう一つは液晶基板の内面に配置されています。
このLSIは液晶を横に3分割した一番下を担当しています。
中段用LSIを取り外した状態での表示 参考:

この写真は、横を担当する中段用LSIを外したまま通電した表示です。
上段用、中段用、下段用の担当部分が良くわかります。
下段は半分しか使われていないことも解ります。

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