反射紙にトレーシングペーパー使用 |
![反射紙にバックライトペーパーを使用した場合](backlt/el_paper_construction.jpg)
反射紙にパックライトフィルム使用 |
この写真は、糊を剥がし、枠を付けた液晶に挿入する、発光部材の全体を示します。
液晶の下に以下が挿入されます。
写真上から
(1)反射紙
(2)EL (引き出し線付き)
(3)紙 (普通紙)
(4)プラスティックシート
薄いプラスティック板を曲げて波形にしたもの。 |
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![ELは下の紙と両面テープで固定](backlt/el_paper_construction_adhesive_tape.jpg) |
上記(2)EL(ELSN-N6)の大きさが、縦方向にやや短く、そのまま挿入すると
内部で動いて斜めになったりする結果、表示部の一部が照明されなくなります。
このため、ELの下に入れる上記(3)紙と両面テープで固定します。
(ELの右側に見える白い小さな四角状部が両面テープの剥離紙)
上記(3)は普通紙であり、この紙にはELが動かないようにする役目と、湿気の保持部の役割を持たせています。
(各紙の大きさは、52mm x 128mmとしています。)
52mm x 130mmに変更しています。 2007.03.10 |
![液晶へ挿入する過程](backlt/el_paper_construction_insert.jpg) |
これらを重ねて液晶の左側から挿入してゆきます。
(液晶の金枠は、左側が取り去られています。)
一番上の上記(1)バックライトフィルムは印字面(つや消し面)を上にして挿入します。
艶消し面は、傷を受けやすく、白い部分が剥がれやすい点に注意します。
(剥がれた部分は透明になってしまい、再度切り出す必要があります。) |
![ELと液晶との間に隙間がある場合の表示](backlt/el_wrong_install_double.jpg) |
上記(4)プラスティックシートは、反射紙を液晶の内面に押しつける役割があります。
左の写真は、このプラスティックシートが無い場合であり、液晶の内面と、反射紙との間に隙間があります。
その結果、写真のように表示が重なって見えます。
プラスチィックシートは、長辺方向に波形に折り目を設け、板バネ状に形成することで、適度な圧力が加わります。
これにより、挿入したELが動かないようにする働きもあります。 |
![反射紙、EL、吸湿紙、プラスティックシートを挿入した状態](backlt/el_insert.jpg) |
上記の(1)から(4)を挿入した状態が、この写真です。 |
![液晶部の最終確認](backlt/disp_test_befor_el_insert.jpg) |
ジグ(表示テスト専用200LX)に、上で組み立てた液晶を乗せて、表示を最終確認します。 |
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![筐体への組み込み](backlt/disp_assy/small/disp_inst.jpg) |
![左側のヒンジ内部を加工して、電線の通り道を確保する。](backlt/disp_assy/small/cutting.jpg) |
![電線が通る状況](backlt/disp_assy/small/cable_route_in_hinge.jpg) |
ELの挿入が成功した後は、筐体(きょうたい)への組み込みです。
筐体は、普通に組み立てれば良いです。
ただし、新たに通すEL用の電線(シールド線)の直径が1.6mm(実測値)ありますので、これを通すための加工をします。 ヒンジの内側に電線を通す切り込みを入れます。
(写真は100LXの例になります。)
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![組上げられた液晶筐体部](backlt/disp_assy/small/disp_fit.jpg) |
液晶の筐体組み立て後の電線状況です。
新設電線はフレキ(表示用柔軟線)に沿わせて、途中をテープ(テフロン製)で緩く固定させています。
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![ヒンジ筒内の電線状況](backlt/disp_assy/small/cable_in_hinge_sleeve.jpg) |
ヒンジ筒部を通し、キーボード側へ抜けます。 |
![電線が圧迫されて傷ついた状況](backlt/cable_bite.jpg) |
![電線の逃げを作る](backlt/disp_assy/small/sleeve_cut_inside1.jpg) |
![電線が逃げる切り込み部状況](backlt/disp_assy/small/sleeve_cut_inside2.jpg) |
このままヒンジ筒を組み立てると、シールド線(EL用電線)に傷がつきます。(一番左の写真)
このため、筒の内部のフレキ押さえ部を一部切除し、電線を逃がす隙間を確保します。
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![本体側への電線引き出し](backlt/disp_assy/small/cable_route_in_hinge2.jpg) |
![電線をヒンジ方向でUターンさせて、ゆとりを確保](backlt/disp_assy/small/cable_route_in_hinge3.jpg) |
![ヒンジロックを入れた状況](backlt/disp_assy/small/cable_route_in_hinge4.jpg) |
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上の写真は、電線の引き回しを示しています。
一端Uターンさせて、フレキの手前から出しています。
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![基板上へ出す電線の長さを調整する](backlt/disp_assy/small/cable_route_in_hinge5.jpg) |
基板へ出す部分で少し巻き、基板上へ出る長さを調整します。 |
![電線の基板との接続状況](backlt/disp_assy/small/cable_route_on_board.jpg) |
これは、電線を基板のインバーター出力へ接続(ハンダ付け)したところです。
このように基板上での電線を最小長とすると、フレキのコネクタへの接続が普通にできます。
(2006.11.12) |
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