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 hp200LX 故障例 : 内蔵ソフトが作動しない。(ROM不具合)
(hp200LX trouble: Built-in software non-actuation by ROM solder defect.)
 ROMの半田不良による、不具合です。

 過去にも同様例がありますが、今回の不良は、システムマネージャを立ち上げると、作動しないという状況です。

 当初、MEMO(内蔵ソフト)を使用して、パスワード付き文書を編集していると、ハングする状況でした。
 C:ドライブを再構築しても復旧せず、ファイルエラーもありません。
 
 それでも、VZ(ヴィズィー)を使用しての文書編集には問題ありません。
 つまり、DOSでのVZは正常に使える(A:ドライブからの起動はATOK、FONT、EMMを含め正常起動)という状況です。
不審な表示 勝手にパスワードを求められる
 そのうちに、システムマネージャの画面に全く行けない状況になりました。
 いきなり、パスワードを要求されることもありました。

 
浮きがある 割れの様子 正常になった。
 結局原因は、ROMの足が半田割れにより、浮いていました。
 これを再度半田(Re-soldering)して正常になりました。

 

ROMを外す ROMを外した基板 外した状態で見たDドライブ
 システムマネージャだけが作動しない状況に興味を持ち、この際片側のROMを完全に外して起動させてみました。
 
 結果は、カードから起動しました。
 ただし、D:ドライブを覗(のぞ)いてみると、ファイルが足りない状況でした。
 
 何かの参考になれば幸いです。

 (20090405)
 hp200lxのROM半田不良による、他の不具合例: 文字化け表示 起動不良

めーる

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