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 hp200lx 故障例 (電源が入らない)()
 雨の中で使ってから調子が悪くなり、電源が入らなくなった例です。

 結局、キーの電極からの信号を伝えるパターンが途中から不具合を生じていたものです。
キーボード下のキーパターン この写真は、キートップを外した後にキーパターンが見えているところです。
不具合を生じた部分 不具合が生じていた部分は、写真のNGで示した部分。 
ちょうど折り曲がり始めたところでした。
キーパターンの導通を検査する テスターでキーパターンの導通を検査しています。 
この僅か1cm程度の緑色のテープを挟んで導通がありません。
(正確には100kΩ程度まで増加)
この部分は、ONキーの片側に接続されている共通(コモン)部分です。したがってONキー以外にも不具合があったもの思われます。
抵抗が増大した部分 緑色のテープを剥がしてみましたが、外観上不良はありません。
ところが黄色の丸で囲んだ部分で導通がありません。
良く拡大してみましたが、不良は確認できません。
修理として、導通の無い部分を挟んで1cm程度にわたって導電塗料 を塗布することで導通が確保できました。

この後、元に戻して組みなおし動作は良好になりました。

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