hp200LX フレキの断線箇所 (だんせんかしょ)
ディスプレーを開いたときに、表示が薄くなってゆく現象があり、フレキに断線がありました。
フレキは、電気的には断線がわかっても、物理的な
断線箇所がわからない
ことが多いのですが、
この例では、フレキの破損部分が見えていたものです。
これは、不良フレキ(フレキシブル・ケーブル・コネクタ)の全体です。
他の不良例と同様、ほとんど不良箇所がわかりません。
しかし、良く見ると左下の一部に、筋(すじ)のようなものが見えます。
良く拡大すると、フレキの上部から割れが入り、銅のパターン(印刷導体)にまで達しています。
ここが、このフレキの断線箇所と特定いたしました。
修理は絶縁銅線をジャンパー(迂回電線)として、フレキに這わせて付けてゆきます。
(2007.01.20)
・リボンケーブルとも言います。
ribbon cable
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