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 hp200LX故障例: 水晶の取付不良(とりつけふりょう)
 ( Trouble occured by wrong crystal installation. )
 これは、交換した水晶の取り付けが悪く、動作に不良を生じた例です。

、当初は正常に動作し、交換成功と思っていたものの、不具合を生じたとして、送付されてきたものです。

 2例ありますが、いずれも水晶のケース(外側)が、CPUの足に接触して回路を短絡させていました。
取り付け水晶の外観  これが、当初の取り付け状態です。
一見すると、問題ないようですが、写真で水晶の右側が、CPUに接触しているように見えます。

 不具合は、キーボードが正常に動作しないという症状であり、 基板を検査していて気づきました。
水晶の拡大  上の写真で、接触してように見える部分の拡大です。
 
水晶のケースに当たって、曲がったピン  水晶を外してみると、CPUの足が変形し、隣のピンに接触しています。
 ちょっとした圧力で、電気的にも接触したり、離れたりしていたものと思われます。
 
 
CPUのピンに当たっている別の取り付け例  この例は、水晶交換後に起動しなくなってしまった例です。
 倒立型に取り付けたものの、位置が悪く、やはりケースがCPUに接触しています。
水晶を取り付けなおしたところ  これは、取り付けなおしたところです。
 足が短く、倒立にした場合に足りないので、リード線を追加しています。
 
 一見簡単そうですが、いろいろと取り付け手順があります。

他の例
* 水晶のケースが、コンデンサを短絡させ、起動せず。 2009.03.25

めーる

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