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 hp200LX 不具合例:電池蓋が外れない。(押さえすぎによる例)
(hp200LX battery cover touble : It is pushing too much, and latch part is bent, and it does not come off.)

 hp200LXは電池の蓋を外しにくいという特性があります。
 ちょっとひっかかりを減らしてやればスムースに外れます。

 しかし、硬いなと思いながらも、そのうち取れやすくなるだろうと、自分を納得させながら使用している人も多いかと思います。
電池のラッチを外す。

 ところが徐々に、外しにくい状況が進展してくることがあります。
 こうなると、無理やり外そうとして、中央の突起部を切断させるまでに至ります。
中央部のひび割れ 曲がってしまった例
 この進展の原因は、中央部を強い力で押し続けた結果、割れが入り、本来は曲がることが無いプラスティックの素材が、鉄のように曲がってしまったためです。
 
 曲がった結果、本体側のラッチ部に、強く填(はま)り合うことになるため、電池蓋は以前よりさらに外しにくくなります。
 
割れの補修 表面を削る 曲がりが補正された中央部
 曲げを無理矢理戻しても、割れがある限り、すぐに戻って(曲がって)しまいます。
 
 そこで、割れを補修します。(ラッチ部の四角い穴の周りに溝を掘って、ピアノ線を入れ、プラリペアで固めます。

 固まった後に、曲がった側をヤスリで削り、曲がりが戻るように平面化します。

 こうすると、電池蓋を指で押した力が逃げず、ラッチを外す方向に作用しやすくなるので、電池蓋は容易に外れるようになります。

 2009.12.11

めーる

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