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 hp200LX 不具合例 (電池電圧低下による症状)
 電池の容量が低下して、電圧が低下すると、当然使えなくなります。
 この際には、「Main Batt Low」といった表示がされ、ESCキーで消すことができます。
 まだ電池の余裕は、作成中の文書を保存できる程度残っているので、保存させ電池を交換すれば、電圧が回復し、正常になります。

 電池を交換しないと、電源を入れるたびに、ピッという音と共に「Main Batt Low」という表示が出ます。
 また、電池を交換せずにバッテリーローの警告を無視して使い続けると、電池電圧が下がりいきなり切れてしまいます。
 
 以上は、正常な動作を説明しただけですが、この電圧低下で故障と思うような動作をします。
 
 
200LXで使用する電池と、電池電圧表示画面 電池電圧が下がって、BATTERY LOWを検知すると、200LXでは、内部に電池電圧低下の情報が保持されます。
 
この状態は、新しい電池を入れて、規定電圧以上にならないとリセットされないようです。

したがって、たとえばアルカリ電池で使用していて、電圧が下がって、警告が出て、これを無視してシステムダウン(いきなりの断)が生じたような場合には、少し使った電池を入れた程度では復活しない場合があります。
 (ONキーを入れてもピッと音がするだけの状態、または一瞬画面が出ることもあります。)

 この状態があたかも故障のように感じる場合があります。
 たとえば、他の使用中の200LXから電池を外して、これを挿入したり、アルカリ電池を使用していて、LOWにさせ、充電池を入れても作動しません。

このような状態が思い当たるときには、新品の電池を入れてみると直ります。
 また、外部電源をつないでも回復します。
CTRL+ALT+DELでのソフトリセットや、
CTRL+左矢印+onでのハードリセットが必要な場合もあります。
電池は、充電池で使用することをおすすめいたします。
理由:
(1)200LXは起動時に大電流を必要とする(カードの消費分も大きい)ので、アルカリ電池使用の場合電圧が下がり起動しないことがある。
(2)アルカリ電池は、液漏れを起こす可能性が高く、内部を損傷させることが多くあります。 マウス使用中の液漏れ

 200LXでの腐食例 (1) (2) (3) (4) (5)


おすすめ電池、エネループ 充電池では、エネループがおすすめです。
ニッケル水素電池の改良型であり、未使用時の自己放電が非常に少ないことが特徴です。
他社の充電池ですと、予備用に持ち歩いている充電済みの電池が、いざ使おうとすると容量低下で起動しないときがあります。

容量(使用可能時間)は、アルカリ電池と同等だと思います。

また付属の充電器は、充電中に電池が熱くならないので、無理を与えず、寿命を延ばす良い制御がされていると思います。



「eneloop」 は三洋電機(株)の登録商標第4947448号です。
「エネループ」は三洋電機(株)により商標登録出願中です。

(2007.03.02)
「エネループ」は三洋電機(株)の登録商標第5062218号です。
 アマゾン(amazon.co.jp)でエネループの値段を見る。
(2009.03.27)

 
 エネループに似た充電池 OEM製品
  写真上が類似品 min950mAh(正規OEMの模様) 下がeneloop min1900mAh
 
 大手スーパーマーケットで、エネループによく似た製品を見つけました。
 あまりにもデザインがよく似ていて、お値段は安いので、買ってしまいそうですが、
 よく見ると、容量(充放電容量)が約半分しかありません。
 
 これを200LXで使用すれば、使用時間は半分以下になるかと思います。

 ただし少し軽量なので、毎日充電したり、交換する使い方でしたら、かえって良いかもしれません。

 参考サイト:電池の小箱

 追加 2009.08.18

エネループプロ
 いつのまにか、高容量のエネループが発売されていました。
 従来が2000mAh 「eneroop pro」は2400mAh 25%の容量アップをうたっています。

 参考:Yahoo!ショッピング 「eneloop PRO
 2012.02.25追加
 

めーる

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