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 hp100LX 表示不具合例 (Appointで カーソルを動かすと縦線が出る。)
 この例は、特定のソフトを使用した場合に、異常な表示をする例です。

 珍しい事例ですが、参考のために記録しておきます。
 
100LXのMENU画面 これは、100LXのPIM :Personal Information Manager (内蔵ソフト)の画面です。
ここで、appointment (スケジュール)を選び、
アポイントメントでカーソルを下へ下げると、複数の縦線が残る カーソル(横に走る黒線)を下げてゆくと、縦の線がほぼ等間隔に複数残ります。

その他の動作は、正常に見えるので、直す必要も無いような気もします。
一応、液晶のコネクタの清掃、スポンジ交換をしたり、フレキの断線も検査しましたが正常です。

しかし、基板を交換すると消えます(正常になる)ので、基板に何らかの不具合があります。
RAMのTESTをしたところ、BADが出た 念のためRAM TEST(内蔵のTEST機能)をすると、ram2 badと出ました。

この100LXは標準水晶が付いていますので、bad(不良)になることはあり得ません。
RAMを一枚交換してみた そこで、RAM(ランダムアクセスメモリ)を一個交換してみました。
(どちらがRAM2なのかわからないので、とりあえず写真の上のRAM)

取り外したRAM: D42S4260LG5-A80-7KF (NEC) 
取り付けたRAM: KM416V256ALLT-8 (KOREA 三星)
RAM交換後、RAM TESTがOKになった すると、RAM TESTはPASS(okになった)しました。
カーソルを下へ下げても、縦線が出ない(正常になった) また、カーソルの動きで、不審な表示が出ることもなくなりました。

(2006.12.21)

めーる

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