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左の写真は水晶(倍速)の取り付け状態です。少し半田の乱れがあります。 何度が取り外した様子です。
オシロスコープで波形を見ると、全く発振していない状態です。 |
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水晶取り付け部の裏面を詳細に点検すると、半田がついているように見える部分で、電気的接続が無い状態がありました。
スルーホール金具も欠けているようです。 |
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水晶の足を少し出し、ここからにジャンパー線を取り付けて、
接続が無い部分をバイパスするようにすると、発振は正常になりました。
これで、200LXも正常に起動するようになりました。
2005.10.21 |
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その後半年で、同様の状況(電源が入らない)が再発しました。
今度は、基板の上面側の配線が切れていました。
前回の修理では、水晶を外していなかったため、上面のスルーホールにも欠損があるとは気づきませんでした。
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再度欠損部をジャンプする配線を行い、正常動作となりました。
水晶の交換だけでも、あちこち配線が切れてしまうという例です。
2006.05.09 |