hp200lx (補修、修理不可能な例)
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液晶が割れてしまった場合には、補修不能です。(交換は補修、修理の概念に入りません。)
割れが無く、外観にあまり異常が認められないものでも修理不能な例を以下に示します。
腐食の例。
おそらく液体をこぼして、しばらく手当てをしなかったものと思われます。
フレキは層が別れて分解してしまい、銅の部分が緑青を生じています。
これは、上記のものの液晶ですが、コネクタ部、液晶内部にも強度の腐食を生じており、修復不可能です。
内部割れの例:
この写真は、液晶の端部を拡大したものです。
右側の縦が表示されない事例で、金具を外し分解したところ、ガラス層に割れがありました。
このガラス層には導体層が形成されており、導体層もガラスと共に切断され、修復不可能となりました。(蒸着層を再生できる設備があれば修復可能かもしれませんが。)
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