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カードの挿入口にはフラップ(小さな板状蓋)が付いており、カードが挿入されていないときに、入り口を塞(ふさ)ぐようになっています。
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この例では、フラップの支柱が一本折れてバネごと取れてしまったものです。 |
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折れた支柱とスプリングは、内部のカードスロット(挿入電極)に挟まっていました。
このままカードを挿入すれば、カードスロットとカードとが両方とも壊れてしまうところでした。
この折れた部品を除くことで、カードスロットに不具合はありませんでした。
(ピンの曲がりが弾性変形で済んでいたため、異物を取り除くことで元へ戻りました。) |
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修理は、折れた部分を接着することで行いますが、力(折れたように)が加わる部分なので、補強のためにピンを挿入します。 |
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補修後は、スプリングと共に挿入されて、正常作動します。 |
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