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 hp200lx 電池の液漏れ (でんちのえきもれ)()
本体を使用せずに電池を入れっぱなしにしておくと、いずれ放電してしまい電池が上がった(空になった)状態になります。
さらにそのまま放っておくと、内部の化学変化が進み電池の液が外部へ出て(漏れて)きます。
この液には腐食性があるので、本体にも悪影響を与えます。
液漏れ固体の内部 左の写真は、液漏れを起こしていた200LXです。
底蓋(そこぶた)を外した状態です。
液漏れの状態はわかり難いのですが、A、B、C の部分を下の写真で拡大しています。

ちなみに Aの部分(電池金具クリップ)が腐食で欠損しており、接触不良をおこしていたため電源が入らない状態でした。
クリップは交換し、他の部分は洗浄、研磨により回復しました。
Aの部分の拡大写真。電池金具を受ける部分であり、バネ部の一部が腐食により欠損しています。電池金具電極。これも腐食を起こしています。漏れた液が結晶化して付着した状態
 
取り付けネジの腐食 この写真は、別の例です。
電池から漏れた液が、近くのネジ付近に侵入し、腐食したものです。
この場合には、プラスティックの取り付け部も割れていました。
(2006.06)

めーる

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