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しかし、秋葉原で40Mhzの水晶をいくつかみつけ、試してはみたものの、すべて作動しません。
千石で買った40M水晶は、数メガの低い周波数で発振します。
3端子のものは、水晶自体では40Mhzで発振しているものの、200LX本体は反応しません。(ちなみに32Mあたりの3端子水晶は使用できました。)
それで、40Mhzでは作動しないとあきらめておりました。
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ところが、修理を依頼されてきた方の中の個体をキーボードテストしていたところ、通常と違う高いスピーカ音を出すものがあり、調べてみたところ40Mhz水晶でした。
普通に起動し、長期間使用した形跡がありました。(水晶はHC49/US形状が使われていました。 刻印に
R400SS とあります。) |
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そこで、再度ネットで水晶を探したところ、200LXで使える40Mhz水晶振動子がありました。
フルタカパーツセンター
http://www.furutaka-netsel.co.jp/maker/kyocera/cx8045gb.html
左の写真は、すべて作動する水晶振動子(クリスタル)です。 京セラキンセキ(株)製 SMD 基本波
表面実装用で、左から32Mhz、36Mhz、40Mhzです。
(左上は参考用の標準水晶です。)
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40Mhz水晶を基板に仮に付けて、動作を確認したところ、確かに起動しました。
気を良くして、自分の環境を入れてみたところ、ATOK8が導入されるあたりで、ハングアップしてしまいました。
その後は、C:ドライブからも起動できなくなりました。
(状況が変わる)
やはり、使える水晶を付けたとしても、作動する固体は希(まれ)だということなのでしょうか。
(ちなみに、36Mhz水晶で使用中の、4MB RAMの後期型であり、RAMの速度は十分だと思います。 トラ技記事中のパッチは試していません。) |
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