家庭用品の修理例　DVD-R

家庭用品修理例　(DVD-R)　

経緯：

2004年3月に購入したＤＶＤ－Ｒ（ビデオテープ付き）が半年程で故障
電源を入れると、メニューのような表示がされるが、そのまま進まない。

保証修理にて、電解コンデンサが交換された。

その後数週間で、また故障（同じ症状）　再修理依頼は面倒なので、前回修理部分を探してみると、今回もコンデンサの不良であり、コンデンサがパンク（破裂）していた。

DVD-R	上蓋を外して、部品を詳細に点検してみた。
	上の写真の赤丸部の詳細電源回路部分のコンデンサに膨らんで割れたものがあることを発見
	コンデンサは、頭部の罰点（ばってん）状の刻みから、みごとに割れている。この切れ込みは、内部圧力が上がった際に割れるように設計され機能したようだ。
	コンデンサ（capacitor）を外してみると、底部の封止（seal）部も膨張し、内圧を逃がした跡がある。今回悪かったコンデンサは、耐圧10V、容量1200μＦとある。手持ちの部品に同じものがなかったので、代替品として16v、1000μFのものを使用これだけで、故障は直り、現在（2006.06.11）も良好です。
	不良のコンデンサの容量を測定してみると、106.8ｎFであった。　つまり、0.1μF （正常値の12000分の1）となっていたわけであり、電源の平滑用として機能していなかったものである。このため、雑音（noise）が機能部品に悪影響を与え、正常な機能ができなかったものと思われる。入手：　工具、　材料

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