 |
この例は、左側のSHIFTキーのみが作動しない状況です。
右側にもあるわけですが、左側のSHIFTキーは、ハードウエアリセットにも必要な特殊なキーです。
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 |
左SHIFTキーが使えない原因は、本体とキーボードとを接続するコネクタ部が接触不良を起こしたためと判断、洗浄を行います。
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肉眼では、綺麗に見えます。
綿棒にアルコールを染み込ませて、接点部を洗浄してみました。
ところが、組み立てると一応使えるようになったものの、反応が他のキーに比べて悪い状況でした。 |
 |
再度分解し顕微鏡で詳細に検査すると、左の写真の矢印部分にわずかな「ほこり」がありました。 |
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 |
これが「ほこり」です。
写真をクリックして拡大させてよく見るとわかると思います。 |
この接点はカーボンであり、部分的に接触すれば電気的には問題ないわけですが、今回は「ほこり」の位置によって微妙に接触不良を起こしたものでした。
あらためて200lxが精密機械であることを認識させられます。 |
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 |
組み立てた後は、keyboard テストを行ってすべてのキーの反応を確かめます。 |
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 |
Keyboard テストでは、テスト開始後左上から右下まで順番にすべてのキーを押してゆき、すべてが反応したことで、
OKの表示がでます。 |
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