２００ＬＸ故障例、シリアルポートコネクタピン不良 [LX-Restore Station]

ｈｐ２００ｌｘ　シリアルポートのピン折れ（）

　200LXには、独特の形状のシリアルポートがあります。
この例では、ポート内のピンが折れた例です。


シリアルポートの外観写真下段の左から2番目が折れているように見えます。	基板を取り出してよく見ると、ピンは折れているのではなく、引っ込んでいる状態でした。	真上から見ると引っ込んでいる状況が良くわかります。
	引っ込んでしまったピンを慎重に元の位置に戻し、接着剤で固定しました。曲げで無理な力を受けた半田付け部も再半田します。これでコネクタの挿入も良好です。	ジャンクからコネクタだけを取り出して交換に備えましたが、今回は不要でした。

	追加（2006.12.06）　この例は、一本が折れてしまったものであり、コネクタ部を交換するしかありませんでした。長く連なった状態のピンを入手して、５列分を切断して使えます。
	取り外すときは、ピンを切断するとやりやすいです。また取り付けの際には、基板側のスルーホール（貫通孔）から半田を綺麗に除去しておきます。