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 hp200lx (キー電極の減り、磨耗)()
一部のキーを認識できなくなる原因として、電極自体が減ってしまうということもあります。
電極の減り 左の写真はキーの電極兼戻りばねの役割をする、上部キー電極の一部を拡大した写真です。

ちょうど4という文字の上の丸い電極に減りがあります。
修理は、導電塗料(電気を通す炭素
が含まれた塗料)を、磨耗した部分に塗布し、電極を再生します。

「この電極兼戻りバネの上に導電塗料を塗り過ぎと、打鍵時の感触が変わってしまうので、薄く何度も塗って仕上げます。
(溶剤は、アセトンが良好です。)
2006.12.06追加」
減りの別の例 この写真も電極の減りを示しており、黒丸の内部の白い部分は減りにより、後方から光が漏れている(電極材が磨耗している)状態です。
この写真では4つの電極に減りがあることがわかります。
導電塗料を塗布したあとは、表面を滑らかにしておかないと、別の故障を起こします。(追加2007.02.07)

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