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使用したのは、この基板です。
部品の構成は、インバータIC(HV823)、集合抵抗、ダイオード、コンデンサ、インダクタ、NAND
ICです。
このインバータにELを接続して単独で点灯させたときには異音を生じません。 |
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しかし、インバータを搭載した基板からは異音が出ます。
インバータ、インダクタを交換しても同じ。
別のELを接続しても同様のノイズがでます。
結局、黄色で示した部分に置いたダイオード(1N4148)の足の片側をコンデンサ直結から、リード線接続にしたところ、異音が激減しました。 |
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これが、ダイオードであり、上が当初の搭載状況におけるリード形状。
下が、柔軟なリード線で接続し直した状態です。 |
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ダイオードの両端には、のこぎり波が生じており、これが微妙な振動を生じさせ、堅いリード線を通じて基板を共鳴させていたものと判断しました。
ダイオードからの振動を吸収させるように配置させたことで、異音はほとんど感じられなくなりました。
(2006.07.16)
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ダイオードの振動対策を取ったにもかかわらず、ジー「ピー」というノイズが発生しました。
今度はコンデンサ(チップキャパシタ 0.1μF. 630V)が振動の原因でした。
(左の写真の四角いクリーム色の部品)
これを物理的に浮かせて、騒音は低減しました。
可聴音域の周波数を使用するインバータの宿命として、ある程度の作動ノイズは不可避かもしれません。
(2006.07.28)
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